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フルーツを贅沢に使ったカクテルが楽しめるバー『CUL.』。オーナーの植木郷司さんは、西条市栄町商店街にある老舗果物店「ウエキ果物店」の3代目として、店を継ぐために2022年に東京からUターン。
2024年8月にはカフェ『ODD』もオープンし、静かなる商店街に一石どころか二石も三石も投げるオトコマエ!
ウエキ果物店&CUL. 社長
植木 郷司さん
西条市大町出身
進学を機に東京へ、銀行や広告業、アパレルなど幅広い業界で働き、さらには放浪の旅に出たりと色々な経験を積んだ植木さんが西条市にUターンしたのは2022年。その理由は、実家の果物専門店『ウエキ果物店』を継ぐため。
東京時代にBARでダブルワークし修業を積んだ植木さん。その経験を生かして、移住と同時に『ウエキ果物店』のフルーツをふんだんに使ったカクテルを提供するバー『CUL.』もオープン。
植木さんの1日は毎朝5時に始まる。師匠でもあるお父様と果物市場で仕入れを行い、荷下ろし、配達、8時半に開店。確かな目利きで選ばれた果物を求めて、店には連日多くのお得意さんが訪れる。
2階の『CUL.』では、店に並ぶフルーツを贅沢に使ったフレッシュなカクテルを提供。甘みや味付けのためのシロップはほぼ使わず、使う果物の量を増やすことで味を出している。それが1杯1,000円前後というのだから、太っ腹すぎて惚れそうになる。
「商店街にお店を出す」ということにこだわっている植木さん。バーの次には、ワンコインでフレッシュジュースが飲めるカフェ『ODD』もオープン。
「やっぱり店がないと人も集まりません。商店街復興とか大袈裟なことじゃなくて、僕の店が商店街に来る目的の1つになったり、『商店街で商売してみようかな』って思う人が増えるきっかけになると嬉しいです。」
朝は果物店、昼はカフェ、夜はバー。栄町商店街を今日も駆け抜ける植木さん! 眩しすぎます!
西条市大町
ウエキ果物店&CUL. 社長
植木 郷司さん
大学に進学する時は愛媛に戻ることを全く考えていなかったという植木さん。東京を中心に全国各地で働きキャリアを積みます。
30代の後半に差し掛かり、60・70代をどんな風に過ごしていきたいかと考えたとき、地元・西条で暮らすイメージしかできなかったと言います。
「歳を重ねた時に地元に馴染んでいたいと思ったので。『だったら、今、帰ろう!』ってUターンしました。」
植木さんは、Uターンする直前まで会社員の他にもフルーツを使ったカクテルを提供するバーでも働いていました。「そこのバーは果物店が経営していて、オーナーもかっこよくて、果物屋の未来は明るいなって思ったんです(笑)。」
また、家業を継いでからはお父様をより尊敬するようになったと言います。「果物の目利きはもちろんですが、商売人としても凄いと思っています。」
閑散としてしまった商店街で商売を続けていること、心配するほど仕入れた果物をその日のうちに売ってしまう商売人としての技術と勘にも感服!
「西条に帰ってきてから趣味が増えました。」忙しい合間を縫って、SUPにキャンプにアウトドアを大満喫。山・海・川がギュッと集まっている西条市は、アウトドア好きにはたまらない環境。山にいても10〜15分車を走らせたら海に到着できる、最高の環境なのです。「アート的な刺激が欲しくなった時は美術館を巡ったりすればいい。」欲しい刺激は自分で動いてゲット!
移住後2年で2店舗をオープンと、すごいスピードで事業を展開中の植木さん。「東京だとなかなか自分の店をオープンできなかったと思います。『東京』じゃなくていいなら、地方でチャレンジした方がスムーズでリスクも低く実現できる。それを応援してくれる人も多いのではないでしょうか。」
60・70代どころか、Uターンして即地元に馴染んで楽しく暮らしていている植木さん。自分のペースで暮らしをコントロールしながら、やりたいことに挑戦する生活を手にしているなんて、最高です!
BISTRO Paysan
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