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今や国内だけでなく世界に名を轟かせる『DD4D』。実は2019年に代表の山之内さんが東京からUターンしてきた際、実家が営んでいたアパレルショップ内にクラフトビール工場を併設したのがはじまり。2023年現在、スタッフは全員移住者で、Uターンした人もいます! 世界一にも選ばれた愛媛発クラフトビールの仕掛け人に直撃。
DD4D 代表
山之内 圭太さん
松山市出身代表・山之内さんのUターンのきっかけは、ご家族の事情で家業であるアパレルの会社を手伝うことになったこと。それまで東京のクラフトビールの会社に勤めていた山之内さん。「自分のやりたいことを続けるために、店内にブルワリーを作ることにしました」と、セレクトショップにビール工場をドッキングさせた斬新な店舗をオープン! 昼からスーツ姿の紳士が飲んでいたり、夜は常連さんで賑わったり。オシャレな人が多いのも、やっぱセレクトショップだからだね。
Uターンして3年目の2021年には、三津浜エリアに缶ビール製造の第2工場を設立。ここから世界に向けて『DD4D』のビールが旅立っている。不定期で工場横のテイスティングスペースもオープン。イベント時には、『DD4D』のスタッフ(現在、全員UJIターン!)と地元の人々がビール片手にワイワイ。海外出身のスタッフや観光客もいて、グローバルとローカルを詰め込んだ空気感がユニーク。「混ざりたい!」と思っちゃうあなたはきっと相性ぴったり。
柑橘王国である愛媛県。柑橘はビールとの相性が抜群!「柑橘をビールに使ってみたところ、想像以上に地元の人が喜んでくれました。ビールを通して愛媛の食材を日本中、世界中に届けられることが嬉しい」とニッコリ笑う山之内さん。愛されキャラ全開な彼のファンが全国にいるのも納得。さぁ、あなたも愛媛愛いっぱいのDD4Dビールで乾杯する暮らしはいかが?
松山市千舟町 / 住吉
DD4D 代表
山之内 圭太さん
「家業を継ぐために愛媛にUターンしてきました。」それまでも東京でクラフトビールの製造をしていた山之内さんは、Uターンに伴いビールの道を断念するわけではなく、アパレルショップの中にブルワリーをつくることで自分の「やりたい」を貫くことにしました。
Uターンを機に一人で始めたクラフトビールの製造でしたが、今ではたくさんのスタッフに囲まれている山之内さん。しかもスタッフ全員が移住者で、その家族も合計すると20人を超えるそう。DD4Dのファンが全国から松山のお店に訪れることも考えると、かなりの人数を愛媛に招いていることに。
さらに山之内さんは、愛媛県内で2社のビール工場の立ち上げを手伝っています。でも、それってライバルが増えるのでは……?「クラフトビールの世界は奥が深すぎて、僕の手の内を明かしても同じものにはならないんです。むしろ、業界が活気づくと思っています」。ビールと地元への惜しみない愛。まさにビールの伝道師、もとい愛媛の大天使?
「愛媛に帰って驚いたのは、思った以上に世界と繋がるのが早かったこと。今後はビールを携えて世界中を旅したいです」と山之内さん。その仕事へのスタンスは他のスタッフも同じで、「行きたい場所があれば自分で仕事を作って、みんな自由に働いています」。遊びを仕事と思うか、仕事を遊びと思うか。いずれにしろこの生き方は楽しそう!
愛媛で「やりたいこと」を叶えて、誰かの「やりたいこと」も生み出し続ける山之内さん。情熱さえあれば場所は関係ない!って、本当の本当かも。
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