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柳井町商店街を歩いていると突如現れる細〜い路地。そこを抜ければ、お店が密集する秘密基地のような雑居ビル『HYDEOUT LAB.』の世界へ。この空間の一番手前に開かれているのが、古着屋の『HYDEOUT STORE』。店の主は、2019年に大学を卒業して愛知県からUターンした浮田俊平さん。ファッション=カルチャーだ!を教えてくれる貴重なお店です。
HYDEOUT STORE 店主
浮田 俊平さん
松山市出身大学卒業後、愛知県からUターンした浮田さん。全国規模の大手アパレルショップに就職するものの、古着屋で働くと決めて3年後に退職。その後、『HYDEOUT LAB.』の運営者の声掛けをきっかけに、古着屋『HYDEOUT STORE』をスタート。
特徴は、ハイブランドからストリート、アメカジといった幅広いセレクト。中にはデッドストックも多く、「これは00年代ドイツの軍服で〜」なんてウンチク言われたらたまらない! 愛媛のレトロな商店街で、マニアも唸る代物に出会えるシアワセ。ご近所さんが羨ましい。
県外で古着文化を目の当たりにしてきた浮田さん。「地元、松山でももっと古着文化が盛り上がってほしい。県外では古着屋の横に古着屋があるなんてザラです」と言うけど、この路地には他に古着屋が2店舗も。ココから愛媛の古着カルチャーが盛り上がる日も遠くない!? 楽しい古着の底なし沼にどっぷり。
松山市柳井町
HYDEOUT STORE 店主
浮田 俊平さん
「やっぱ好きなんですよね。このゆっくりとした感じが。そもそも都会に憧れもなかったけど、県外に出て改めて松山のスピード感が好きだなって気が付きました。人の歩くスピードも含めて、忙しない感じより僕は落ち着いている方が好きですね」。大学進学を機に、愛媛を出て愛知県に暮らしていた浮田さん。「愛媛に戻ってみると、知れば知るほど子どもの頃と違った楽しさに溢れていた。」県外に出たからこそ、地元のよさを再認識したといいます。
「服が好き!」その気持ちから、誰もが知る全国規模のアパレルブランドに晴れて就職するものの、好きなことをやっている実感がなかった……と浮田さん。結局その会社からは退職し、古着の世界に飛び込むために県外で修業をしようと思っていた矢先に『HYDEOUT LAB.』の仕掛け人からタイミングよく地元愛媛での古着屋運営の誘いが。
「自分の中では県外の古着屋で働いてから、地元に戻って店を出したいと思っていたので、今の状況は飛び級した感じ(笑)」。急な予定チェンジになったけど、今は好きなことをして好きな仕事ができている感覚だといいます。「少しだけ迷ったけど、地元で古着屋をすると決めてよかった。」これは間違いなく、目標を持って動いているからこそ回ってきたチャンス!
ただ闇雲にファッションだけが好きなのではなく、その奥にあるカルチャーを大切にしている浮田さん。「古着って、現代の技術では無駄が多すぎて作れないものもあるんです。手間がかかりすぎる。そういったところも古着の面白さ。」
ただ着るだけではなく、そのストーリーごと身に纏う。都会の流行りを追うばかりがファッションじゃない。その面白さやカルチャーの奥深さを改めて教えてくれる場所が愛媛にあるって、最高!
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