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feature01 やっぱ地元最高!愛媛ハッピーUタ〜ンのススメ

心の声を聞いて、
自分の在り方を自分で決める
暮らしができています

大学進学で神戸へ、その後、就職を機に大阪と東京で8年間。終電帰りが日常だった日野藍さんは、心のどこかでずっと「いつかは愛媛に帰りたい」と思っていたそう。Uターンをきっかけに自然の魅力にどっぷりハマり、今では四国のアウトドアマガジン『YON』を発刊。行動指針は「出会いにおいては前のめり」。そんな軽やかな人生の歩き方を伺いました。

西条市にUターン

おススメしてくれる人

日野 藍さん

グラフィックデザイナー、編集者

撮影地:アクアトピア 水舞台公園、西条図書館、SAIJO BASE(西条市)

  • 自分の力量を測っていたら3年経過
    「えいや!」でUターン

    就職を機に東京暮らしをスタートさせた日野さんは、いつかは愛媛に帰り四国の情報を発信したいと考えていました。ただ、「自分がどうなったら愛媛に帰れるのか、フリーで仕事をしていく力量も分からず、帰るタイミングを計りかねていました」。
    帰るきっかけになったのは、Uターンで活躍している先輩がたくさんいるって知ったこと。「最後は『えいや!』って帰ってきました」。やっぱりどんなに考えても、帰ってみなくちゃ、こればかりは分からない。

    Voice
    何年もハードに働いていたので、実家に帰ってからはひたすらカラダを休めました。この期間は仕事をしていませんでしたが、休息の時間もその時の私には必要でしたね。
  • 風景だった石鎚山が遊ぶ場所に。
    アウトドアにどっぷりハマる

    次の就職を決めることなくUターン移住し、ハローワークで西条市役所の広報係の求人に応募。当初は市のホームページ更新の仕事だったはずなのに、いつの間にかデザイン・広報まで任せられるようになり、市役所で大活躍した日野さん。

    アウトドアとの運命の出会いは、職場の人に誘われて西日本最高峰の石鎚山に登ったのがきっかけ。「市役所の方って土日に石鎚山に登る人が多いんです(笑)。『本当に楽しいの?』って思っていたけど、登ってみると初回でノックアウト。最高でした」。

    はじめのうちは色んなことに自信がなかったけど、Uターンをしてたくさんの人たちと接するうちに自分の中の持ち味がわかるようになってきたそう。任せてくれる上司にも恵まれ「これもできる、あれもできる。これもやりたい!って、市役所内で社内営業していました」。

  • 「出会いにおいては前のめり」
    いろんな人に出会って、繋がる

    7年間勤めた西条市役所を退職し、2021年にフリーランスとして独立した日野さん。東京にいた頃から密かに抱いていた夢、“四国の情報発信”を実現すべく取り掛かります。

    「東京の会社を退職する時に、一番仲のよかった同僚が『出会いにおいては前のめりでいたいよね』って言ってくれました。これを合言葉に愛媛にUターンしてからはいろんなところで自己紹介をして繋がりを作りました。それと同時にアウトドアにハマってからは四国中に出向くように。その繋がりから仲間とともに四国のアウトドア雑誌『YON』を制作することになりました」。

  • 在りたい自分で在るためには……

    「今後の目標は実はそんなになくて」。ただ、その時どきで移りゆく『在りたい自分』に近い自分でいてあげられるように、心の声を聞くことは胸に決めているそう。

    「そのためには、自然の中へ出向くことや、美味しい旬のものを食べること、インスピレーションをキャッチしてやりたいことができたらなるべく早く行動できるような自分でいたいです」。

    自分の心に素直に、愛媛や四国の自然の中でしなやかに自由に生きる。“今”を全身で謳歌する姿がとっても素敵です!

    Voice
    心の声を聞くためには余裕が大事だと思うんです。この状態でいることって、実は結構贅沢なことだと思います。愛媛の自然やおおらかな人々という環境のお陰でこうなれたような気がしています。

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