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1,200人以上のメンバーが集うコミュニティ『たてヨコ愛媛』の発起人の一人であり、コワーキングスペース『マツヤマンスペース』の運営者でもある税理士の稲見益輔さん。とっても顔が広い印象ですが、松山市に移住してきた時は、友達どころか知り合いもいなかったという意外な一面も。移住の良さと共に、人と繋がるコツを教えていただきました。
松山市にJターン
稲見 益輔さん
税理士法人中央会計 税理士
撮影地:BEARCH、城山公園ほか(松山市)
2015年に、奥様と一緒に松山市に移住をした稲見さん。新居浜市に生まれ、大阪の会計事務所で税理士として働いていた稲見さんが移住を決めたきっかけは、あるレポートで目にした「地方消滅」という言葉でした。「『地方消滅』という言葉を聞いて、地方に課題があるなら何か貢献できることがあるかも、地方を盛り上げられたら面白いんじゃないかって感じました。」
愛媛に戻ろうと決めて半年後には、移住の準備をスタートさせた稲見さん。会社合意の元で、勤めていた企業の松山支店を作る計画を進め、さらに「地域を盛り上げるなら拠点が必要」とコワーキングスペース『マツヤマンスペース』の準備も同時進行。その押しの強さに驚くけれど、「ダメだったら大阪に戻ればいいと思っていた」とフットワーク軽め。失敗したらどうしようじゃなくて、その時は帰ればいいって考えると、確かにはじめの一歩が踏み出しやすい。
今では松山市を中心に多種多様なイベントを主催している稲見さんですが、移住した時は友達どころか知り合いもゼロというから驚き。どうやって交流を広げたの?「イベントに参加したり、イベントを主催したりして、人の繋がりを作っていきました。イベントに参加して名刺交換をすると、なるべく翌日にはFacebookで友達申請&挨拶。次に会う機会はいつになるのか分からないから。」名刺交換をしたままにしない。これがコツ!
「移住してからの方が、生活の質が高いと感じています。居住などの空間を広く使えるし、温泉や自然が身近で、買い物も不自由しない」と稲見さん。仕事やプライベートを楽しみながらも「地域をもっと盛り上げる活動がしたい!」と、更なる目標を語る姿に思わず憧れちゃう。
「愛媛のゆったりとした密度感が好きですね。働いて、遊んで、生活するという毎日は今まで通りなのに、愛媛ではその一つひとつに“空間”と“時間”の余裕が足されて、生活の質が豊かになる。愛媛に戻ってよかったと思います」
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