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2024年5月27日
【伊予市】何故ここに暮らすのか?ふるさとへの想いに触れそこに生きる価値を知る、柑橘農家体験の旅

体験概要

海の見える絶景園地で柑橘農家を体験

「もうそんな時代じゃないよね笑」
農家というと世襲制の家族経営、そんなセオリーをお構いなしに笑うのが
株式会社ふたみファームの社長橋本勲さん。
「愛媛と言えばみかん」で有名ですが、その柑橘農家を法人形態で営んでいます。
農業とはふるさとの土地を守ることと言う橋本さんは、自身に後継者がいないこともあり、農業の世襲制をやめ、
6年前から意欲ある若者を受け入れるため農業法人を立ち上げました。

しずむ夕日が立ちどまる町と言われる愛媛県伊予市双海町(ふたみちょう)。
海に近い絶景の無人駅「JR下灘駅」を眼下に望み、美しい夕日を浴びて育つ柑橘には、橋本さんのふるさとへの想いがぎっしりと詰まっています。

この旅では、伊予市双海町の橋本さんの農園を訪ね、柑橘の収穫や選別をしたり、直送便の準備といった柑橘農家の仕事の一部を体験・見学していただきます。体験の時期によっては休憩時間に高級柑橘の試食もできちゃいますよ!

瀬戸内の西のはずれの小さな町で、橋本さんのふるさとへの想い・愛着に触れ「何故そこに暮らすのか」を考える。
わかりそうでわからない農家の仕事に興味のある方はもちろん、いまの生き方に疑問を感じ地方移住を考える方、
そして柑橘がスキでスキでたまらないという方にもオススメの旅です。

ふるさとへの想いを紡ぐ それが農業

長らく外構工事業者に勤め、塀や駐車場や庭を作っていた橋本さんが実家の柑橘農業を継いだは11年前のこと。
高齢化による担い手不足で荒地となった畑が目立つふるさとの景色に驚いたそうです。
元々向上心の強い橋本さんは精力的に農業に取り組み、周囲の信頼も得ていきます。
高齢化で手が回らなくなった近隣農家さんの土地の耕作も受け農地を拡大していきましたが、ある時にふと、この先のことを考えたそうです。
「自分ももう若くないのでずっとは続けられない。かと言って後継者もいない。それではふるさとを守り続けることができないんじゃないかって思ったんですよね。」

そこから橋本さんは世襲ではない後継者育成を考えるようになりました。
その地盤づくりとして、個人の事情に左右されずにふるさとを守り続けることができるよう、非農家の人でも農業をしたい人が農業に取り組める環境作りのために株式会社ふたみファームを設立しました。
その後、農業をしたく働く場所を探していた地元の青年と出会い、彼を後継者として育てていくことを決意します。
植物の反応はとても正直です。丁寧な仕事をすればそれだけ美味しい果実となる。そんな真摯な思いを後継者に伝えながら、今は二人三脚となった橋本さんの柑橘づくりは続きます。

体を動かすことが苦でないなら、実にストレスない仕事です

天候など外的要因に振り回されるイメージの強い農業ですが、やればやるだけの反応があるのが植物だと言います。
加えて、眼下に広がる海を見ながら絶景に囲まれた園地、朝はじまり夕方おわるという生活サイクルは精神的にも肉体的にも健康ライフそのものかも知れませんね。

いなか暮らしでの仕事を考えるときに「農業」は思いつきやすく、興味を持たれる方も多いと思います。
しかし実際に就農となると農地・施設・道具、そして何よりノウハウといったものが必要となり思った以上にハードルが高くリスクも高いものです。
そして家庭菜園と農業は全く違うものであることをしっかり理解している人も意外と少ないのが現状。
この旅では、そんな方々に農業のリアルを体感してもらい、農家が実際アリなのかどうかをしっかり考える機会にもしていただきたいと思います。

「何故そこで暮らしているのか?」
この問いにまっすぐ答えられる方が世の中にどれくらいいるでしょうか?少なくとも橋本さんをはじめ、この伊予市双海町という町にはそんな方が多くいるような気がします。
そんな方々の想いに触れ交流する機会は、自分が暮らす地域への愛着や想いを今一度考えさせてくれる旅となることでしょう。

体験スケジュール

1日目
2日目

3日目

その他の体験内容や申し込み方法はこちらからご確認ください。
https://e-iju.net/event/shigototaiken2024/

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