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移住者インタビュー

三代続く青果店のフルーツを生かしたクレープとコーヒーの店「Roll」を開業

八幡浜市起業子育て

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結婚と子どもの誕生をきっかけに、松山市から地元・八幡浜市へのUターンを決めた松末憲幸さん。2年間の準備期間を経て、2014年春、三代続く青果店の新鮮なフルーツを生かしたクレープとコーヒーの店「Roll」をオープンした。地元で働く30代の若者で結成した八幡浜の未来を明るく照らす「Teras」の中心メンバーとして、八幡浜ハロウィンタウンやカウントダウンイベント「アマテラス」も企画し、八幡浜に若者を呼び込むきっかけづくりにも精力的に取り組んでいる。

Q 八幡浜へUターンするまでの経緯を教えてください

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僕は、松山の銀天街でずっと服屋をやっていましたが、結婚して子どもができたこともあり、実家に帰ることを決めました。八幡浜の実家は僕で三代目になる商店街の青果店で、店を続けたいという思いもあって、地元へUターンしました。

Q クレープ屋さんをはじめるきっかけは?

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実家の青果店を活かしつつ、八幡浜で何ができるだろうと悩んでいた時に、服屋の隣で、クレープ屋をしていた友人が、「地元に帰ったらクレープ屋をすればいいんじゃない」とアドバイスしてくれて。妻も将来、店を出したいという希望を持っていて、大手コーヒーチェーンで10年間働いた経験があったので、まずは「クレープとコーヒーのお店を2年後に出す」という目標を夫婦で立てました。

Q 店をはじめるまでどんな準備をされたのですか?

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まずは、喫茶店でコーヒーの勉強をしながら、独学でクレープの勉強を始めました。生地の配合の研究と、生地を伸ばすテクニックを試行錯誤しながら練習し、ちょうど、道の駅八幡浜みなっとの1周年のイベントの時に、はじめてお客さんにクレープを出しました。それから1年間は、大洲のお祭りに出店したり、八幡浜で開催されている八日市(ようかいち)というイベントに定期的に出店したりして腕を磨きました。当時、八幡浜に、クレープの専門店はなかったので、サクサクのクレープは衝撃的だったようで、反応は良かったですね。イベントへ出店していくうちに、だんだん顔を覚えてもらい、クレープの認知度も上がっていったと思います。青果店の一角に店をオープンしたのは、2014年の4月なので、もうすぐ1年になりますね。

Q「Roll」のクレープの特徴を教えてください

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「Roll」のクレープのコンセプトは、サクサク系の甘さ控えめの“大人クレープ”です。青果店ならではの新鮮な旬のフルーツと、自家製にこだわったジャムやカスタードクリームを使っています。今の季節は、イチゴや定番のバナナ、オリジナルのリンゴジャムたっぷりのキャラメルシナモンもおすすめです。

Q コーヒーの種類もたくさんありますね

コーヒーは、妻が担当で、いろいろな種類を用意していますが、まずは店を知ってもらうことが大事なので、値段もお手頃にしています。初めは、半年やってダメだったらやめようと思っていたのですが、なんとか1年経ちました。周りのみんなにも心配されていましたが、八幡浜には思っていたよりも若い人が多くて、「こんなに若い人がおったんやね」とうれしい驚きでした。
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▲センスのいい店のロゴは奥さんのオリジナルデザイン

Q 八幡浜の魅力はどんなところですか?

土地が狭い分、近くのスーパーに行けば、必ず知り合いに出会うというような環境で、いい意味でみんなが近くて、あったかい土地柄です。人懐っこくて親切で、周りの人がいつも気にかけていてくれますね。松山と比べても人口が少ないだけで、生活の質の差は感じません。松山では、仕事が終わったあとは飲みに出かけることが多かったですが、八幡浜では、バーベキューや釣りなど、自然の中で外遊びができるのが、何よりの魅力だと思います。地域とつながった活動も、楽しくやりがいもあり、八幡浜に帰って良かったと思っています。ただ、お店の売上だけではまだまだ厳しいので、いろいろなイベントや手作りマーケット、お祭りにも積極的に出店しています。

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▲「八幡浜での暮らしは自然がいっぱいで、ゆったり子育てができる」と奥様

Q「Teras」の活動について教えてください
地元にUターンした30代の若者が中心となって、「Teras」というグループを立ち上げ、八幡浜の未来を明るく照らす活動に取り組んでいます。小さい時から遊んでいた商店街の賑わいを取り戻したいと、去年の10月には初めて「八幡浜ハロウィンタウン」と題したイベントを企画しました。昼間の子どもの部では、商店街の人に協力してもらって、仮装して来た子どもにお菓子を配ってもらったのですが、近くのスーパーのお菓子売り場が売り切れるほど盛況でしたね。夜の大人の部は、商店街の店舗を活用して、パーティースタイルで実施しましたが、予想に反して9割以上がバッチリ仮装して参加してくれて盛り上がりました。
かつて八幡浜には仮装行列という行事があって、僕が子どもの頃には楽しみにしていたので、こうしたイベントをきっかけに、元気な八幡浜の復活につなげていけたらいいなと思っています。

Q 今後の目標を教えてください

目標にしているのは、友人がやっている松山のクレープ屋です。まだまだ勉強中ですが、5年後くらいには、ゆっくりくつろげるカフェをオープンしたいと計画中です。ゆくゆくは店で販売している「たまねぎのオリジナルドレッシング」も、八幡浜のドレッシングと言えばコレといわれるような名物に育てていきたいと思っています。
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Q 最後に、八幡浜へ移住を考えている方へアドバイスをお願いします

2013年に道の駅八幡浜みなっとが出来てから、休日だけではなく平日でも、市外からのお客さんが増えていて、ドライブがてら、道の駅や八幡浜ちゃんぽんめぐりとあわせて、口コミで店に寄ってくれているようです。僕のように実家が八幡浜にある人は、帰りやすくなったと思うので、都会で得た新しい感覚を八幡浜に持ち帰って、若い人が集まるカフェや飲食店などが増えていけば、八幡浜がもっと面白くなるのではないかと思います。

Iターンの人も、手作りマーケットや地域のイベントなどの集まりに参加して交流することで、同世代の知り合いやつながりが増えて、ぐっと暮らしやすくなると思います。同じ環境の移住者同士で、情報交換することで新しい展開も生まれています。

あと、八幡浜はみかんの産地なので、毎年、冬の収穫シーズンに、県外からみかん摘みのアルバイトの人たちが来てくれていて、昨年は、僕たちが企画したカウントダウンイベント「アマテラス」に参加してくれました。そういう県外から八幡浜に関心を持ってくれている人たちが集まれる場所を作ることで、ゆくゆくは八幡浜への定住につながっていくとうれしいですね。今後も「Teras」の活動などを通して、人が集まる場所を提供していきたいですね。

PROFILE

移住先エリア

移住先周辺の地図であり、正確な場所ではありません。

松末憲幸さん
平成26年4月、松山市から奥様と子どもさんと一緒に八幡浜へUターンし、実家の青果店の一角で、クレープとコーヒーが楽しめる「Roll」を営んでいる

●Roll Crape Coffe
http://roll.blog.shinobi.jp

●八幡浜の未来を明るくTeras(テラス)
https://www.facebook.com/teras.yawatahama

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