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移住者インタビュー

自然に逆らうことなく自給自足を営む若い夫婦

東温市山暮らし農業子育て

旅田昌典さん、あずささん、空くん 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もったいない」。解体現場から出た廃材で建てた鳥小屋。できる限りモノを大切にする、築90年近く経つ古民家に親子三人で住む旅田さんご家族。解体現場で出た廃材や近所から頂くものを上手く活用したり、海外ボランティアと一緒に楽しく作業しながらこの古民家を再生して暮らしている。これから新たにもう一軒近くの古民家を改修し、日本の昔の暮らしが色濃く残る民宿をオープンさせる予定だ。

そんな旅田さんご夫婦に東温市での暮らしを伺った。

 

 

Q.東温市に移住するまでの経緯を教えてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昌典さん:私はもともと和歌山県出身で以前から有機・無農薬・自然農業に興味がありました。農業の勉強を兼ねて働ける場所を探していたところ、和歌山の気候に近い愛媛県松山市の農業法人でお世話になることになったのが愛媛県にきたきっかけです。そのうち和歌山に帰るつもりでしたが、2年半働く中で出会った方々が非常に魅力的でした。その人たちと一緒に農業を通して面白いことができると思ったので、そこから真剣に愛媛県への移住を考え始めました。知り合った農家さんに移住の相談をしたところ、東温市の空き家を見つけてきてくれたんです。それがこの家です。もともと農家をされていた方が住まれていた古民家だったのですが、初めは家にモノが溢れてすぐに住める状況ではありませんでした。しかしこの家のほかに畑や倉庫、農機具もすべて借してくれるという好条件でしたので、即決しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あずささん:私は東京出身ですが、幼い頃から都会暮らしが肌に合わず自然の中で暮らしたいと思っていました。愛媛にくるまで自然豊かなスウェーデンで約10年暮らしていました。スウェーデンの自然も大好きでしたが、毎年お正月に東京へ帰ってくる度に日本独特の山や森が恋しくなっていきました。それで帰国を決意して、どこに住もうか全国を回っている中で愛媛県がピンときたんです。そんな時に主人と松山で出会い、東温市のこの家とのご縁もいただき移住してきました。

 

Q.お二人の古民家暮らしのこだわりを教えてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あずささん:当時息子の空がおなかの中にいたので、生まれる前になんとかこの家を綺麗にしたいと必死でした。初めは寝る場所さえもまともに確保できなかったので、食事と寝泊まりする場所を提供する代わりに様々なお手伝いをしてくれる海外のボランティアスタッフを始め、色々な方に協力してもらいながら少しずつ綺麗にしていきました。

昌典さん:勿論手直しが必要な箇所はたくさんありましたが、そのままで使えるものも沢山あります。便利な世の中になっていく中で、まだまだ使える家具や家電などが捨てられているのをよく見かけますが、本当に勿体ないことだと思います。この家でも誰も使わなくなったものをリサイクルして活用している箇所が多々ありますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あずささん:庭にあるトイレは、手作りコンポストトイレ(微生物の働きで排泄物を分解し堆肥にするトイレ)です。廃材を活用して、DIYが得意な海外ボランティアの方にお願いして、作ってもらいました。初めは匂いが不安でしたが、使ってみると嫌な臭いも全くしないのでとても満足しています。

 

Q.移住してよかったと思うことはなんですか?

あずささん:子育てがしやすいですね。この地域に子供が少ないこともありますが、児童館が混んでいることもなく職員の方も私たちに対してよく声を掛けてくれるので地域で見守ってくれている安心感があります。そのため子育ては都会に比べてストレスが少ないと思います。近所の温泉でも、周りの人が「子供は見ててあげるから、身体洗っとき!」とよく声をかけてくれます(笑)地域のみんなで子供を大事にしようという姿勢を感じますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昌典さん:まだ準備中の段階ですが、子供が自然の中で伸び伸びと育つことができる幼稚園を作る計画があります。開園はまだ先ですが、森の中にとても素敵な幼稚園が出来ればよいと思います。そういった大自然がすぐそばにあるのが嬉しいですね。

 

 

Q.移住して困ったことはありましたか?

昌典さん:国道11号に面しているので、初めは車の通行音が気になりました。でも息子が生まれてからは、いろいろな車を一緒に見ることができて子供が喜んでいるので、今となっては良かったですね。

あずささん:この辺りは車がないと生活ができないため、初めは運転がとても不安でしたがだいぶ慣れました。スエーデンにいた頃は歩くことが多かったので、運動不足も気になります。健康のために畑や自然の中を歩いて、リフレッシュしています。

 

 

Q.お休みの日の過ごし方を教えてください。

あずささん:地元東温市やお隣の松山のイベントによく出かけています。あとは海外ボランティアの方が来た時には観光地などへ遊びに行きますね。ただ、出かけて行くより自分たちでイベントやワークショップを開いて、人が集まる場を作る方が好きかもしれないです。

 

Q.今後の目標を教えてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昌典さん:いままでは自給自足のために家庭菜園をしてきましたが、本格的に新規就農を目指しています。隣町の方に農業を引退される方がいて、畑から農機具まで一式そのまま使わせていただく予定です。そして、農家仲間と自然栽培専門の農協を作ることも考えています。土と暮らすの首藤さんと共に、任意団体をつくろうとしてオンラインサロンの立ち上げ準備を進めているので、これからが楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あずささん:息子の空がまだ小さくて目が離せないので、インターネットを活用して家に居ながら働こうと思っています。ここでの昔ながらの田舎暮らしにテクノロジーを上手く組み合わせて活動していきたいです。

 

Q.今後移住を考えている方へアドバイスをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昌典さん:ある程度の貯金はあったほうが良いと思いますが、やりかた次第ではお金をかけなくても廃材を利用するなどあるものでやりくりする気持ちと行動力があれば、田舎でも暮らしていけると思います。また空き家を探している方は、空き家バンクに登録されていない家もあるので、実際に現地に来て地域住民の方との縁を広げることで希望の物件に出合えるかもしれません。

あずささん:都会から大自然にあこがれて移住を検討されている方は、是非一度実際に現地に運んでほしいと思います。短期間でもいいので田舎暮らしを体験してみて、理想と現実のギャップを少しずつ埋めていくのが良いと思います。

 

PROFILE

移住先エリア

移住先周辺の地図であり、正確な場所ではありません。

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